コラム

【会社設立】個人事業主から会社を設立する（法人成り）のメリット・デメリット

個人事業主とは、株式会社等の法人を設立せずに、自ら独立して事業を行っている人です。

勤めている会社を退職して、自分で事業を起こしたい人が初めに考えるのが個人事業主という選択肢ではないでしょうか。

既に個人事業を展開していて、さらに事業を拡大させたい場合や節税を検討したい場合に法人成りを検討される方も多くいらっしゃいます。

①個人事業では認められない費用も、法人だと経費にできる。

②事業主や家族に給料を払うことで、結果的に税金が安くなる。

③事業主や家族も、社会保険に加入することができる。

④法人に対する責任は、無限責任から有限責任になって、個人資産を守ることができる。

⑤法人にすると社会的な信用度が上がり、事業を拡大することが容易になる。

⑥事業承継や事業の売却をスムーズに行うことができる。

⑦事業年度や決算日を自由に設定できる。

①法人運営のコストが増加する。

②事業で儲けたお金（余剰金）を個人で自由に使えない。

③法人の登記や税務申告等の手続きが、個人事業主よりも煩雑になる。

個人事業主と法人でメリット・デメリットがあります。

私たちが支援しているお客様でも個人事業主の方が金銭的なメリットがあっても、社会的信用度などを重視して法人を選択される方も多くいます。

周りの方の意見、専門家の意見を参考に考えていただければと思います。